■『思考する言語〈上〉―「ことばの意味」から人間性に迫る 』(NHKブックス)

人は思考の基本となる概念を生得的にもつ。それは「所有」「移動」「目的」などの概念で、言語に組み込まれ、単語の「意味」や、単語と構文の結びつきを規定し、また、これらの概念を柔軟に組み合わせて人は思考する。
give、put、takeなどのベーシックな動詞の概念を手がかりに、文法を知らない幼児が複雑な動詞構文をどのように習得し、人の心がことばの意味をどう表象するのかを明らかにする。
極端な生得説や語用論、言語決定論を実証的に退け、思考と言語のダイナミックな関係を解き明かす。(「BOOK」データベースより)
冒頭,2001年9月11日の同時多発テロの話から始まる。
2棟の建物が飛行機の激突によって崩壊した事件は1つか?それとも2つか?
1件35億ドルとされた保険金をめぐって,訴訟が展開された。

  • 著者: スティーブン・ピンカー
  • 単行本: 312ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2009/03)
  • ISBN-10: 4140911301
  • ISBN-13: 978-4140911303
  • 定価:1160円+税
  • 発売日: 2009/03


ISBN-13: 978-4140911310
定価:1160円+税

ISBN-13: 978-4140911327
定価:1070円+税

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