■「女性の政治参画への課題と展望 パネル講演会」 (2019.9.6開催)

参議院選挙が終わり、日本では過去最多の女性議員が誕生しましたが、依然として女性政治家の数は少数に留まります。今年3月の列国議会同盟の発表では、衆議院における女性国会議員比率は10.2%で193カ国中165位であることが発表され、他国の女性議員比率が上昇しているなか、日本が女性の政治参加に大きな遅れをとっていることが話題となりました。人口の半数を占める女性の声が政治に届いていない状況にある日本。どうしたら多様な政治リーダーシップが実現され、多くの声を政治に反映できるのでしょうか。
笹川平和財団ではこの度、イスラム教を国教とするマレーシアで女性政策の推進や女性政治家を増やすべく奮闘してきたズライダ・カマルディン住宅・地方政府大臣を日本にお招きし、パネル講演会を開催いたします。ズライダ大臣は、マハティール政権下の主要閣僚として、また、最大与党の人民正義党の幹部として活躍しながら、世界中の女性政治リーダーによって結成されたWomen Political Leaders (WPL)のマレーシア代表を務めるなど、国内外で活躍しています。
本講演会では、女性の政界進出が進むマレーシアの取り組みを参考に、女性が政治家を志すにあたって、そして政治家となってから直面する課題や、それらを乗り越えてきた女性政治家たちの努力に焦点を当てながら、これからの女性の政界進出のあり方について様々な視点から議論します。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

日時:2019年9月6日(金) 16:00~17:30(15:30受付開始)
会場:笹川平和財団ビル11階 国際会議場
(銀座線虎ノ門駅より徒歩1分、あるいは霞ヶ関駅より徒歩5分)
〒105-8524 東京都港区虎ノ門1-15-16(地図)
主催:公益財団法人 笹川平和財団 アジア事業グループ
プログラム:「女性の政治参画への課題と展望 パネル講演会」

基調講演:ズライダ・カマルディン 氏(マレーシア住宅・地方政府大臣)

パネルディスカッション
【パネリスト】
三浦 まり 氏(パリテ・アカデミー共同代表/上智大学教授)
申 きよん 氏(パリテ・アカデミー共同代表/お茶の水大学准教授)
【モデレーター】
堀場 明子(笹川平和財団主任研究員)

使用言語:日英同時通訳
参加費無料、申込先着順
お申込について:参加ご希望の方は、 9月4日(水)17:00までに、
https://www.spf.org/seminar/list/20190906.html よりお申し込みください。
※ 定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
※ お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。