■第170回海洋フォーラム「救難飛行艇US-2~波との戦い~」(2月21日)

 四方を海に囲まれた海洋国日本の発展のためには、海洋に関する情報の共有や意見の交換、また、必要なことを海洋政策に反映させる力の集結が必要であると考えます。海洋政策研究所では、その時々の海洋に関する社会の関心事項の中からテーマを選定して、概ね月1回のペースで「海洋フォーラム」を開催しています。海洋問題に関心の深い皆様のご参加をお待ち申し上げます。

第170回海洋フォーラム「救難飛行艇US-2~波との戦い~」
日時 2020年2月21日(金)17:00~18:30(受付開始16:30)
会場 東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル 11階国際会議場
(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅下車 出口4 徒歩1分)
講師 田中克夫氏(新明和工業株式会社常務執行役員・航空機事業部長)

水上機の歴史は1903年のライト兄弟による世界初有人動力飛行の後、1910年にフランスのアンリ・ファーブルが世界最初の湖面からの離着水を行ったところから始まりました。我が国では、戦前には川西航空機株式会社(現新明和工業株式会社)が九七式飛行艇や二式飛行艇等を開発し、戦後には川西航空機時代から培った技術の粋を結集し、波高3mの洋上で離着水を可能にした世界唯一の性能を持つ救難飛行艇US-2の開発を行いました。

そこで、今回の海洋フォーラムでは、この飛行艇の性能や特徴をご紹介いただくとともに、救難飛行艇に今後どのような活躍が期待されるのかについてご講演いただきます。

◆海洋フォーラムへの『参加申込み』は、https://www.spf.org/opri/forum/ で受付けています。