2008年9月出版の『隷属国家日本の岐路-今度は中国の天領になるのか?』がベースになっている。
アメリカでサブプライム問題が顕在化してリーマンショックが起きた時期であった。日本では,その1年後に政権が民主党に移り鳩山・小沢政権は大きく親中国に傾いた。ところが,2010年には尖閣諸島近辺で中国漁船の衝突事件が発生して,日本政府は尖閣諸島を国有化した。
そういう時期に出版された本書は次のような章立てになっている。
第1章 移民労働者大量受け入れに反対!
第2章 平和ボケ 外交音痴 日本の行く末
第3章 食糧危機をどう乗り切る
第4章 世界一教育熱心な国 日本が失った“教育”
第5章 脱アメリカ信仰! 日本は世界から愛されている
著者は,末尾に「日本に今必要なこと」を箇条書きで4点書いている。
1 アメリカ信仰を捨てること
2 アメリカのせいにしない
3 世界から良い点だけを学ぶ
4 日本人は日本人のままでよい
- 出版社 : ダイレクト出版 (2020/1/1)
- 発売日 : 2020/1/1
- 著者:北野幸伯
- 定価:1500円+税
- ISBN-10 : 4866220791
- ISBN-13 : 978-4866220796