■『世界史は化学でできている』佐巻健男著(ダイヤモンド社)

「化学」は、地球や宇宙に存在する物質の性質を知るための学問であり、物質同士の反応を研究する学問である。火、金属、アルコール、薬、麻薬、石油、そして核物質・・・。化学はありとあらゆるものを私たちに与えた。本書は、化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介するサイエンスエンターテインメント!
『絶対に面白い化学入門』というサブタイトルがついている。

第1章 すべての物質は何からできているのか?
第2章 デモクリトスもアインシュタインも原子を見つめた
第3章 万物をつくる元素と周期表
第4章 火の発見とエネルギー革命
第5章 世界でもっともおそろしい化学物質
第6章 カレーライスから見る植物の歴史
第7章 歴史を変えたビール,ワイン,蒸留酒
第8章 土器から「セラミックス」へ
第9章 都市の風景はガラスで一変する
第10章 金属が生み出した鉄器文明
第11章 金・銀への欲望が世界をグローバル化した
第12章 美しく染めよ
第13章 医学の革命と合成染料
第14章 麻薬・覚醒剤・タバコ
第15章 石油に浮かぶ文明
第16章 夢の物質の暗転
第17章 人類は火の薬を求める
第18章 化学兵器と核兵器

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2021/2/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/2/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 著者:左巻健男
  • 価格:1,700円+税
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 392ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 447811272X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478112724