■『留学生通信 第14号』(JaLSA通信新書)~事件報道から学ぶ~

JaLSA(一般社団法人全国日本語学校連合会)は,国内の日本語教育関連団体のうち約200校を擁する組織。
日本語学校の役割の第一は日本語指導。さまざまな教材,指導法も開発されてきた。平均的な学習者の場合,通常は2~3年で大学など高等教育機関で通用する日本語力を身につけさせることができる。
日本語学校にとって,日本語指導より優るとも劣らぬ重要な役割が生活指導。慣れない日本でさまざまな「事件」にまきこまれる留学生もいる。
本書は小冊子だが留学生が巻き込まれた事件とその報道が満載されている。
日本語学校の教職員の方々にはぜひとも目を通していただきたい。

「目次」から一部を紹介しましょう。
偽造在留カード密輸事件,不法就労事件,口座情報譲渡事件,偽造在留カード転売事件,医薬品密売容疑事件,ベトナム人地下銀行事件,自転車による死亡事故,特殊詐欺についてイヤホン使用の自転車事故,架空請求ハガキ,在留資格の虚偽申請,強盗致傷容疑,あおり運転,留学生不法就労あっせん事件,留学生への高利貸し事件・・・・・

2022年4月3日発行
編者  一般社団法人全国日本語学校連合会
発行者 荒木幹光
発行所 株式会社振学出版
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-11
東京ロイヤルプラザ1010
Tel:03-3292-0211
印刷:製本 サンケイ総合印刷株式会社
《頒価 500円》