世界最高の学び舎、ハーバード大学の教員や学生は日本史から何を学んでいるのか。
『武士道』『忠臣蔵』から『メイド・イン・ジャパン』まで取り上げる一方で、「終戦の詔書」を読み上げたり、和食の奥深さを学んだり……。
授業には日本人も知らない日本の魅力が溢れていた。
アマルティア・セン、エズラ・ヴォーゲル、アンドルー・ゴードン、ジョセフ・ナイほか。ハーバード大の教授10人のインタビューを通して、世界から見た日本の価値を再発見する一冊。
序 ハーバード大学と日本人
第1講義 教養としての『源氏物語』と城山三郎
第2講義 『忠臣蔵』に共感する学生たち
第3講義 龍馬、西郷は「脇役」、木戸、大久保こそ「主役」
第4講義 ハーバードの教授が涙する被災地の物語
第5講義 格差を広げないサムライ資本主義
第6講義 渋沢栄一ならトランプにこう忠告する
第7講義 昭和天皇のモラルリーダーシップ
第8講義 築地市場から見えてくる日本の強みと弱み
第9講義 日本は核武装すべきか
第10講義 世界に日本という国があってよかった
- 出版社 : 中央公論新社 (2017/10/5)
- 発売日 : 2017/10/5
- 言語 : 日本語
- 新書 : 254ページ
- 価格 :820円+税
- ISBN-10 : 4121505999
- ISBN-13 : 978-4121505996